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【鍼灸師が解説】東洋医学的な陰陽・五行論についてお話します!

東洋医学での考え方の中に陰陽論という考え方があります。

この陰陽論とうものは本当に複雑で、古代中国の考え方を元にして様々な施術の基本の一部になっています。

鍼灸師の専門学校の学生時代に先生に習った事を改めて考えて本を読んで調べてみると、だんだんと面白く

なってきます。その面白さを鍼灸専門学校の学生さんはもちろん、東洋医学に興味がある方、鍼灸について深く知りたい方にむけ書きました!

ぜひ最後までご覧下さい!

このページで簡単ではありますが、このブログをご覧のあなたに分かりやすくお話ししていきます。

目次

陰陽と五行学説の違い?

陰陽学説では、自然界のさまざまな事物の発生・発展・変化は、その事物の内部に相互対立して陰と陽があるから存在しているもので、陰と陽の変化は事物の運動・変化・発展の内在的な原動力であると考えられています。

 また五行学説では、木・火・土・金・水の5種類の基本物質により構成されているとされています。

五行学説は事物の運動・発展の過程における相互関係を相生と相克関係(そうせいとそうこくかんけい)という考え方で謎解きをしています。

陰陽学説

陰陽学説では、世界は物質により構成された物で世界の物事の存在は陰陽という2つの対立・統一の結果のもとに成り立っています。

一つの物では、2つに分けられる事が前提ですよ!という事を言っています。

例えば、今年の2020年のイベントでは新型コロナウイルス感染拡大の影響によりたくさん中止、もしくは延期になり様々な所が影響を受けています。

スポーツイベントでも中止・延期になっている競技が沢山あります。

そこで野球でも、陰陽論を照らし合わせて見ますと、野球のルールで「表と裏」という本当に基本のルールがありますよね?

3つのアウトを取り合いながら攻撃する側と守備をする側の2チームに分かれて9回まで繰り返して勝敗を決めますよね?

(コールド試合や延長戦もあります)

そこで、先程の文章の中で世界の物事の存在は陰陽という2つの対立・統一の結果のもとに成り立っています。

一つの物では、2つに分けられる事が前提ですよ!

という説明をしたときに、野球の表と裏の基本的な概念が陰陽論に通じる所が出てきます。

スポーツは陰陽論を理解する上でわかりやすいです。どんな競技でも「勝利と敗北」がありますよね?まさに陰陽論の世界の物事の存在は陰陽という2つの対立・統一の結果のもとに成り立っています。

陰陽対立表

このように陽と陰に分ける事が出来ます。

これ以外にもまだまだ沢山あるのですがここで簡単ではありますがお話しさせて頂きます。

実在する物というものではなく、一方を陰とし、他の方は陽と仮定して、それらのものの性質と作用を比較しているにすぎません。陰陽は単独で無い事を説明しています。

 物の陰と陽の属性としては絶対的な物では無く相対的なものであり、陰は陽に変わることがあり、また陽は陰に変わることもあります。

陰陽の考え方については物事を無限に分ける事出来るという特徴があります。

日常生活においても「これをやったら大正解!」ということの後に、大失敗をしてしまうことを体験したことが何度かありませんか?

 私はよくスポーツに例えて考えることが多いんですが、2020年春の選抜高校野球大会に出場予定だったのに新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて大会が出来ませんでした。「陰」の状態です。野球部の選手、監督、保護者、学校関係者などの沢山の方々に衝撃が走り、高校野球連盟の方々も本当に苦渋の決断をされました。

しかし、8月になり春の選抜大会に参加予定だった高校を甲子園球場に招待して各チーム1試合の戦いの場を用意してくれましたよね!まさに「陽」の状態です!

憧れの甲子園球場で試合が出来る喜びを噛みしめながらプレーしていのがTV画面を通して伝わってきます!本当に楽しそうで「野球やってて良かった!」という思いを乗せて全力プレーをみせてくれています。全ての選手に勝敗に関係なく応援したいですね!

2021年の夏の甲子園大会は通常通り開幕されます(2021年8月9日の開幕でしたが、悪天候の為8月10日に順延して開幕されました)

観客などの人数制限などその他沢山の制限がありますが、開催されて良かったです!

2021年8月の熱い試合を期待しましょう!

実際に起こっていた事を通じてこのページでお話しさせてもらったことが基本の考え方になっています。

陰陽の症状の違い

陽の症状陰の症状
熱がり寒がり
汗多い汗少ない
血圧上昇血圧低下
顔が赤い顔が白い
喉が渇く喉が渇かない
便秘傾向下痢傾向
小便黄色小便透明
冷水欲しい白湯欲しい

上にある表のような状態をみながら身体の状態を見極めることが出来ます。 このような症状に当てはまる事があり、体調がよくないときは自分自身の症状の目安にしてもらえるかと思いますので、是非参考にしてみて下さい。

単独ではなく依存関係でもあります

陰と陽は単独に存在せず、それぞれ依存しています。

例えば、昼が陽で夜が陰ですが、昼がないと夜がきません。逆でも同じで、夜がないと昼がきません

季節で説明すると、夏があるから次の季節に秋から冬にかけて寒くなってくる冬の陰になるわけです。

つまり、お互いに依存関係にあり、どちらか一方だけではなくお互いにバランスを取り合っている状態が自然界においても自分自身の身体の中でもその関係が成り立っています。

日本は季節の関係が顕著にあらわれていて四季がありますよね?

実は1年を通じて暑い時期と寒い時期を感じるので東洋医学を体験しているのをご存知ですか?

そこで、季節の関係をもう少しお話ししてみると、分かりやすいので解説していきます。

 日本の四季で春夏秋冬が当たり前のようにありますよね?

最近は秋と春が短くなってきているようですが・・・・・・?

 夏は、暑さが極度に達し、夏至になると陰気が出てきます。(これからは少しずつ涼しくなってくるで!)という暦でのサインです。ここから徐々に冬へと季節が進んでいきます。

秋分になると熱気がしだいに衰えはじめ冬に季節が進んでいきます。

この寒さが極度に達すると冬至(これからは少しずつ暖かくなってくるで!)になり暦上でのサインがあります!
そうしたら、陽気が出てきて春分になると寒気は次第に緩んでいき、再び暑さにもどってきます。

夏➡真夏➡夏至(陰気がでてくる)➡秋分(バランスをとる)➡冬➡冬至(陽気が出てくる)

➡春分(バランスをとる)➡夏に戻り繰り返していきます。

この季節の移り変わりが陰と陽を見たときの考え方です。

夏至と冬至は、陰と陽、暑さと寒さが変わる・転換していく時期で比較的病気にかかりやすい時期でもあります。

秋分と春分は、陰陽のバランスがとれている時期で比較的病気にかかりにくい時期でもあります。

このように、自然界と人間の身体にも共通しています。

季節での東洋医学の考え方と人間に当てはめてお話ししましたが、最近の夏は本当に暑いですよね?

「五行・ごぎょう」について

五行学説とは「宇宙間の全てのものはすべて木・火・土・金・水という5種類の物質の物質と運動の変化」により成り立っています。という東洋医学の考え方で基本的な内容になります。

この考え方においては人体の生理、病理およびこれらと環境との相互作用のもと存在します。

五行色体表からカラダの色んな反応を見極めて東洋医学的な施術についてはもちろん

日常生活においても「このようなカラダの反応があれば五行の中でどこの部位が弱っているの?

木・火・土・金・水に対応している五臓(肝・心・脾・肺・腎)と五腑(胆・小腸・胃・大腸・膀胱)

の合計10種類に及ぶ臓器やその他の身体の反応をみながらどのような身体の反応がでてくるのかな?

という事がわかるようになります。

 五行についての性質と特徴

五 行性質と特徴
木・肝昇る、伸びやか
火・心温熱、上昇
土・脾温熱、上昇
金・肺温熱、上昇
水・腎温熱、上昇

五行の分類表

物事の異なる性質、作用、形態などを考慮して様々に分ける事が出来ます。

五行学説の基本となる相生と相克の法則により物事の統一的な見方の一つにもなります。

このような表も参考にして下さい。

五臓
五腑小腸大腸膀胱
五季土丑
五方中央西
五味辛い
五志
五主肌肉皮毛
五液
五竅
五華
五色
五声
五音
五兪

この表から、共通項目を照らし合わせてあなたの訴える症状に対して施術の時にお話しをしていきます。

 例えば、に対する病変が起こったときは、筋肉の疲れが出やすい?

爪に反応が出やすい?怒りっぽい目の異常が出やすく涙も出やすい

上の表をみて、肝の所に注目して肝から下⬇にしてピンク色にしている所を見てもらうと
肝に伴う症状の所が変わっています。変わっている所に注目しながらあなたのお話しをお聞きして
いきます。

このような内容を考えてカウンセリングをすすめていきます。

五行学説において【梅雨の時期の湿気】について書いているページがあります。

五行色体表をもとに【湿気】に注目して書いていますのでこちらのページもごらん下さい!

相生・相克関係

五行学説とは「宇宙間の全てのものはすべて木・火・土・金・水という5種類の物質の物質と運動の変化」により成り立っています。という東洋医学の考え方で基本的な内容になります。

この考え方においては人体の生理、病理およびこれらと環境との相互作用のもと存在します。

五行色体表からカラダの色んな反応を見極めて東洋医学的な施術についてはもちろん

日常生活においても「このようなカラダの反応があれば五行の中でどこの部位が弱っているの?

木・火・土・金・水に対応している五臓(肝・心・脾・肺・腎)と五腑(胆・小腸・胃・大腸・膀胱)

の合計10種類に及ぶ臓器やその他の身体の反応をみながらどのような身体の反応がでてくるのかな?

という事がわかるようになります。

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相生関係とはお互いに協力しあう関係のことを言います。

また相克関係とはお互いに反発しあう関係を言います。

 相生関係の順番は

木は火と協力しあい、火は土と協力しあい、土は金と協力しあい、金は水と協力しあい

水は木と協力しあいます。このようにしながらお互いに協力していく関係を保っています。

この相生関係(母子関係)は日常生活においてもお話しできることがあります。

木は一般的な燃料で火を生するから「木生火」(木は火を生ず)

火が燃えることにより土が出来るから「火生土」となる。

土中から金属類が産出することから「土生金」となる

水が植物の生成に欠くことが出来ないから「水生木」となる

銅の盤を月夜において聖水を得ていることからといわれていることから「金生水」となる という考え方が出来ます。

木は土と反発しあい、土は水と反発しあい、水は火と反発しあい、火は金と反発しあい、金は木と反発しあいます。

このような協力と反発しあう関係が東洋医学の基本として施術の際の指標の一つであります。

相克関係とは?

相克関係とは特定の相手を、反発・勝つ・抑える・支配するという関係でこれも

日常生活のなかでも説明できます。

相生相克関係がつくられた時代の中国では農機具の多くは木製であり、これを土で耕作したことや、木は堅い土の中に根を張ってゆくので「木は土を克す」となります

川の氾濫など、治水工事の主役は土である。したがって「土は水を克す」となる

火を消す主役は水であり「水は火を克す」

硬い金属も加工するには火でやわらかくしたり、溶かしたりするので「火は金を克す」

樹木を自由に加工するには、金属の刃物がもっとも適しているので「金は木を克す」

となります。

五行学説の東洋医学的な応用

腰痛が起きたときに腎が弱っている事が比較的おおいのですが、腎にたいしての施術

はもちろんなんですが、その他の臓器にも腎を助けてもらいながら、腎を活性化させて腎が中心の腰痛を軽減する働きがあります

五臓の相互援助の関係でいえば、「肝生心」とは「木生火」であり、肝が血を貯蔵して心を助けたり、「心生脾」は「火生土」であり、心の陽気が脾を温めることがあります。

素門・五臓生成篇では

「心、其の主は腎なり、肺、其の主は心なり、脾、其の主は肝なり、腎其の主は脾なり」

とありここでの主とは制約を意味していて、相克関係のことを書いています。

心火は腎の水に制約されているから、腎は心の生火の主になり

肺は金に属するから心の火に制約され、心は肺の主である。

このように相克関係も考慮しながら五行学説についても応用が出来ます。

まとめ

ブログを最後まで読んで頂きありがとうございます!

本日は東洋医学的な陰陽論・五行論について書かせて頂きました。

東洋医学のお話しは説明していくと奥が深く難しいですが

色々調べていくと少しずつ楽しくなってきます!

ブログをご覧のあなたが東洋医学に少しでも興味をもってもらえたら幸いです。

参考文献

針灸学(基礎編)日中共同編集 第三版
社団法人東洋療法学校協会編 東洋医学概論 医道の日本社

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