美容師・理容師さんは長時間立位姿勢のために腰痛や足の浮腫み、肩こり腱鞘炎などの痛みを多く訴える事がよくあります。
当整骨院の隣も散髪屋さんと美容院が並んでいまして、当院を含めて3店舗元気に営業しています!本日は美容師・理容師さんのよくきくお話しもご紹介していきますね!
腰痛
長時間立位姿勢で、お客さんの髪の毛をカットしている時に前屈みになったりする事もあるのでどうしても腰に負担がかかり腰痛でお悩みの理・美容師さんが多いです。
また、シャンプーをする際は特に腰に負担がかかるために腰痛と1日に何回もシャンプーをすると、手が荒れてしまうことがあるので、冬場はハンドクリームを常備しているそうです。最近は、電動椅子を使用し高さの調整が出来ますが、やはり腰痛を訴える方が多いとよく聞きます。
長時間立位のために、足の浮腫みもよく出てくるとよくお聞きします。
仕事が終わって後片付けをしているときに、足を動かすのがしんどくて、ふくらはぎがしんどくなり、夕方になったら靴下の線が下腿部に残ってしまい大変な思いをされている事もよくお聞きします。
腱鞘炎
腱鞘炎もよくおききします。
カットする際に、肘から手首、指まで同じ動きを長時間何回も、数え切れないほど同じ動作を繰り返します。
その際、肘から手首にかけての負担がかかり腱鞘炎になる美容師さんのお話しを聞いたことがあります。
痛みがひどくなってくると仕事が終わった後に手首を冷やしたりサポーターをしたり、自分で手首にお灸をしたり、創意工夫をしながら腱鞘炎に対応されている美容師さんが沢山おられます。
頚から肩、背中にかけての痛み
鏡の前でお客さんのヘアースタイルを整えている時は、お客さんの希望どうりにするため、常に緊張状態にあり気を使っていますよね?特にプロ使用の特別に使いやすいはさみを持ちながら対応し、切れ味抜群な刃物な訳ですから尚更緊張されいますよね?私もお隣の散髪屋さんにいき、散髪してもらいながら話しをしますが本当に気を使いながらしてくれます!お客さんの顔や頭を切ったら大変ですから!!
なので、緊張感を持ちながら仕事をすると頚から肩にかけて疲れが溜まり仕事が終わったらホット落ち着くそうです。
症状がひどくなってくると、普段の疲れが増して、頭痛も出てきたり、五十肩、四十肩にもなってきますので十分な休息も必要になってきます。
ひどくなる前に早めのケアが重要です。
簡単!今からでも自分で出来るセルフケア!
仕事前に、ストレッチ体操をすると眠たい身体を目覚めさせる事ができます。
朝は眠たくて辛いですが、しっかり体操したら気分もリフレッシュする事が出来ます!
子供の時、夏休みに早朝に公園などに行きラジオ体操しに行ってスタンプカードに判子を押してもらいませんでしたか?
その時は判子もそうですが、眠気が一気に解消しませんでしたか?
それから、遊びにいきましたよね?生活リズムを整える事とストレッチ体操(ラジオ体操)は痛みの予防や眠気にも効果が期待出来ます。
腰痛の予防については、痛みが酷い時はコルセットを使用するのがオススメです。
しんどい時は仕方が無いですが、痛みが軽くなったら外すようにして、徐々に腰回りの筋肉をつけるようにして下さい。腰痛に予防に筋肉トレーニングもオススメです!
手首の痛みに対しては特に、慢性的に数え切れない位にお仕事で手首を動かすため
慢性的に痛みが続き、根気良く施術を繰り返さないと手首の状態が良くなっていきにくくなってしまいがちです。
短期間では治ることが難しく、自宅でもしっかりケアが必要になってきます。
手首にサポーターをしたり、出来るだけ手首に負担をかけず、重たい物を手でつかまないようにしたり、なかなか空かない瓶のフタは周りの人にあけてもらうなど、様々な工夫をしながら、安静を保つことが必要です。また、自宅でお灸をすえるのもオススメです!
是非やって下さい!
簡単!オススメのツボご紹介
大稜 手関節にあり手首を曲げた時に出来るシワの中央にとります。
陽谿 手関節の後橈側にあり、親指を伸展してできる長・短母指伸筋健の間にとります。
手三里(てさんり) 肘から手首に向かい指3本下がった所にあり、肘の外側にあります
温留 前腕の後橈側にあり陽谿から上に5寸の所にあり長・短橈側手根伸筋の間にあります。
腰の疲れ解消のツボ!
大腸兪 腰の骨の第4腰椎と第5腰椎の間から少し外側にあります。
腎兪 腰の骨の第2腰椎と第3腰椎の間から少し外側にあります。
志室 腎兪から少し外側にあります。
頚の疲れ解消のツボ!
天柱(てんちゅう) 後頚部にあり、頭板状筋にあります。後頚部の中心から指1本分くらい外にあります。(頚の後ろをゆっくりと親指で押していきます。頚の右側は、左目の方向に押していきます。反対に頚の左側は、右目の方向に押していきます。)
風池(ふうち) 後頚部にあり天柱穴より外側にあります。(頚の後ろをゆっくりと親指で押していきます。頚の右側は、左目の方向に押していきます。反対に頚の左側は、右目の方向に押していきます)
肩こり解消にオススメのツボ!
肩井(けんせい) 乳頭から真上に上がり肩の一番高いところにあります。