喉が渇くと水を飲みたい気持ちを表現しています。
これは、自分の体に水分が不足しているから水分補給してよ!って体が伝えているサインですよね!
そのサインを見逃して、仕事やスポーツを長時間継続していくと体の疲労が蓄積され疲れやすくなります。
本日は『のどの乾き』についてお話していきます。
喉の渇きの仕組み?
人は、喉の渇きを感じる仕組みはのどにあるわけでは無く、脳の一部である視床下部の中の渇(かつ)中枢という部位が感知して喉の渇きを感じます。
渇中枢は、血液の濃さを監視していて、血液が正常より濃くなると水分不足と判定して喉の渇きを作り出します。
そして、水分補給をすると血液は水分で薄められ元に戻るのです。
このリズムを繰り返して喉の渇きと、水分補給をしています。
昔のスポーツ経験者の方は多いと思いますが、よく『水を飲むな!』と言われた世代の方も多いですよね?私は『水飲むな!』と言われた世代です!
なぜか分からないですが、高校時代の野球部の時に真夏の暑い日に朝から晩まで走り回って
練習して水を飲むことをあまり許してくれませんでした。
なので練習が終わったらスグにウォータークーラーの水をがぶ飲みしていました。
そんな時代の中練習をしていたのに、ようやく最近になりスポーツ現場の指導者の考え方
が変わったのか『水を飲むのはOK!』になりましたよね。本当に良かったとおもいます。
お風呂の後のビール!

お風呂とサウナに入って、しっかり汗をかいて風呂上がりにキンキンに冷えたビールを飲むのが1日の幸せです!っていう方も多いのは私も本当に分かります(笑)
しかし、それだけで喉の渇きを癒やすのは注意した方がいいです。
なぜかと言いますと、ビールやお酒のアルコールはバゾプレッシン(抗利尿ホルモン)の分泌を抑え、おしっこの量を増やすので、お酒を飲んだ量よりも水分が失う事があります。
お風呂上がりにビールを飲んだら寝る前に、コップ1杯の水を飲むようにして下さい。
まとめ
- 喉の渇きは喉では無く、脳の視床下部の一部の渇中枢が感知している
- 最近のスポーツ現場は水分補給を進めてくれるようになった
- ビールは水分補給にあまり効果が期待出来ない。
- ビールを飲んだら寝る前にコップ1杯の水を飲むようにして下さい。