東洋医学の経穴(けいけつ)とは、人間の体にあるツボのことです。
よく「○○痛の時はココを指圧すると症状がよくなりますよ!」と言われている穴(ツボ)です。
しかし、そのツボは沢山あり、約365個程あり、手足はもちろん顔や背中、お腹にもあります。
そのツボは体表面にあり、鍼灸施術の点であり疾病の反応点になります。
その大きな分け方はまず、12種類に分ける正経と奇経があり合計で約400個のツボがあり疾病の症状や痛みの度合いにより鍼やお灸を据える場所を使い分けてあなたにとって最も最適なツボを選択して施術していきます。
①正経十二経脈の流れ


東洋医学的なツボの捉え方で、12種類の経絡がありその中に経穴(ツボ)があります。その12種類の経絡が体中を駆け巡りぐるぐる回っています。
経絡は12種類あるのですが、1本の管でつながっており途切れることはありません。
たとえて言うのであれば、日本全国を12本の道路が南から北まで横断しグルグル回っている感じで、その道路が1本の道路でつながっているようなイメージです!
手と足に分けて、手には6個、足には6個に分けて、さらに体で日焼けをしやすい部位の陽経と日焼けをしにくい陰経を3個ずつに分けて手の三陰、三陽と足の三陰と三陽に分類しています。
とてもややこしいですが体に沢山あるツボを使い分けて施術を進めていきます。
②正経十二経の流れ
先程は手足の陰経と陽経のお話でしたが②では、12本の道路についてお話していきます。
手の三陰経
- 手の太陰肺経
- 手の少陰心経
- 手の厥陰心包経
手の三陽経
- 手の陽明大腸経
- 手の太陽小腸経
- 手の少陽三焦経
足の三陰経
- 足の太陰脾経
- 足の少陰腎経
- 足の厥陰肝経
足の三陽経
- 足の陽明胃経
- 足の太陽膀胱経
- 足の少陽胆経
このように12種類の経絡が基本的に流れており、この流れの滞りが起きると体の不調が起きやすく
流れをよくする為に、適切なツボに対して鍼やお灸、スパイラルテープを貼付することにより
滞りを解消しスムーズに循環するように進めます。
今回、ご紹介いたしました内容は、東洋医学に関して本当にごくごく一部の内容です。このほかにも、沢山の内容がありお話するのに大変になります。
その他の事も、気になる方はお気軽にお問い合せください。お待ちしています!